貧血とは
貧血を簡単に定義付けると「一定量の血液中に含まれる赤血球、ヘモグロビン、へマトクリットが基準値よりも減少した状態」という風になります。
しかし一般的な感覚からすると、顔色が悪かったり、立ちくらみがあったりすると「貧血」と認識することが多いでしょうが、これらの症状は脳貧血かもしれず、しっかりと診断する為には赤血球数やヘモグロビンやヘマトクリットの量などを調べてみないと判断できないのです。
顔色がわるかったり立ちくらみするのは一時的な脳虚血の症状の場合が多く、赤血球やヘモグロビンの不足してしまった為に体内へ充分に酸素を供給できなくなる病態であるかどうかをその症状だけでは診断できないでしょう。
診断されたとしても日常の生活にそれほど支障をきたさない場合が多いため、他の病気に比べると軽く見られがちなのではないでしょうか。
私達は貧血と言う病気の正確な知識をあまり知らず、症状や原因を混同させていたりします。
判定ラインをヘモグロビン濃度でいうと、男性で14g/dl以下、女性なら12g/dlとなります。
さらにヘマクリット値その他の検査を行い、総合的に判断してどの病名になるかの診断をしていくわけです。
一番多いのが「鉄欠乏性貧血」、他には「再生不良性貧血」や「赤芽球癆(せきがきゅうろう)」「悪性貧血」や「溶血性貧血」などがあります。
しかし、上記のような顔色の悪さや立ちくらみなどで自己判断するような程度と捉えられていることも多く、命に関わるような病気ではないと考えて重要視されていないのが現状ではないでしょうか。
特に思春期以降の年代がなる貧血などは、軽視してはいけない場合も多く、命に関わる場合もあるので、軽く考えずに検査をしたり、予防の知識や対策なども積極的に取り入れることが重要なのです。